Contents目次
Introduction歯並びにお悩みの方へ
不揃いな歯並びは見た目が悪く感じられるだけでなく、噛み合わせや発音などの身体機能や歯磨きの清掃効率に影響することがあります。
そんな歯並びを放置していると、虫歯や歯周病、顎関節症や肩こりなど口腔内のトラブルや全身の不調に繋がります。
当院では、患者様がお悩みの歯並びを改善するためにマウスピースやワイヤーといった矯正治療をご用意しています。
患者様のご希望やお悩みに沿って最適な矯正治療をご提案いたします。
Kinds歯並びの種類
歯並びが良くないことを専門的には「不正咬合」と呼びます。
その不正咬合にもいくつかの種類があり特徴が異なります。
こちらではその種類についてご説明します。
出っ歯
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上顎前突は、上の歯が極端に前に出ている状態の歯並びを指します。
骨格的な特徴が強くみられる場合には口を閉じていても上顎前突だと分かりやすく、人の目にもとまりやすいためコンプレックスとして悩みを抱えている方が多い傾向にあります。
受け口
下顎前突(かがくぜんとつ)
下顎前突は、噛み合わせた時に下の歯が上の歯よりも前に出ている状態の歯並びです。
特に顎の骨格に問題があるケースが多く、上顎前突と同じように口を閉じていても目立ちやすいのが特徴です。
機能面の問題も出やすく、特定の音が発音しづらいことや顎の負担が大きいため顎関節症になりやすいなどのリスクがあります。
すきっ歯
空隙歯列(くうげきしれつ)
空隙歯列は、顎に対して歯のサイズが小さく歯と歯の間に隙間が空いてしまう状態の歯並びです。
歯の隙間から空気が漏れるため「サ行」の音が発音しづらいことが特徴として挙げられます。
空隙歯列の中でも特に、前歯の真ん中があいている歯並びを正中離開と呼びます。
目につきやすい場所にあるためコンプレックスと感じる方も多くいらっしゃいます。
叢生(そうせい)
叢生とは、顎に対して歯が大きく重なり合っている歯並びです。
矯正治療を希望して矯正歯科を訪れる日本人の80%が叢生に悩んでいるといわれています。
犬歯が前に飛び出している八重歯も叢生の一種です。
重なり合っているため、歯と歯の間が磨きづらく、虫歯になるリスクが高いです。
開咬(かいこう)
奥歯を噛み合わせた時に前歯が噛み合わない歯並びです。
奥歯だけで噛んでいる状態のため、奥歯に負担が行きやすく、顎関節症になるリスクが高い傾向にあります。
また、前歯で噛み切ることが困難なため、消化や吸収に問題が出るケースもあります。
過蓋咬合(かがいこうごう)
開咬とは反対に、奥歯を噛み合わせた時に、前歯が深く噛み合う歯並びです。
過蓋咬合が重度の場合、下の前歯が上の前歯の裏側にあたりやすいため、口蓋を傷つけるリスクもあります。
開咬と同じように前歯で噛み切ることが困難なので消化や吸収に問題が出る場合があります。
交叉咬合(こうさこうごう)
上下の歯の噛み合わせが正常でない状態を指します。
通常だと上の歯が下の歯の外側に位置するのに対して、交差咬合では一部または全ての上の歯が下の歯の内側に噛み合っている状態を指します。
これにより、歯並びや噛み合わせのバランスが崩れ、顎関節症や歯が過度に摩耗しやすくなります。
Risk歯並びが悪いことで起こる問題
虫歯・歯周病
歯並びが悪いと、歯と歯が重なっている部分や歯ブラシで磨きにくい箇所が存在するため、十分なブラッシングが行えず食べかすや汚れが溜まりやすくなります。
それによって、虫歯や歯周病といったお口のトラブルを助長してしまいます。
また、口が閉じづらいような歯並びの場合、ドライマウスと呼ばれる口の中が乾燥しやすい状態となり、虫歯や歯周病の発症リスクが高まります。
口臭
不揃いな歯並びによって、清掃効率が落ちてしまうとお口の中に汚れが溜まりやすくなります。
すると、その汚れと口腔内の細菌が結合しガスを発生させ口臭を引き起こします。
また、口が閉じづらい歯並びの場合、口の中が乾燥しやすく唾液による自浄作用が低下することも口臭を引き起こす要因となります。
歯の摩耗
悪い噛み合わせは、一部分に噛む圧力が局所的にかかってしまい歯の摩耗や削れを引き起こしやすくなります。
それにより、歯がひび割れたり欠けたりする場合があります。
身体的不調
不揃いな歯並びは嚙み合わせが上手く行えない場合があります。
すると、一部分にストレスがかかりやすくなり口まわりの筋肉を緊張させてしまいます。
それによって顎関節症やそれに付随する頭痛や肩こりといった身体的不調も出やすくなります。
胃腸への負担
前歯がうまく噛み合わないような歯並びの場合、食べ物を十分に噛み切ることが難しくなります。
それによって食べ物と唾液との混和がよく行われず、消化不良になる場合があります。
精神的ストレス
歯並びが美しくないことで、人前で歯を見せることが嫌になり人との接触を避けるようになることで精神的なストレスを抱える方も中にはいらっしゃいます。
そのストレスも影響して、自信の喪失にも繋がります。
Cause歯並びが悪くなる原因
遺伝的要因
両親や祖父母に歯並びの問題がある場合、子供にも影響して歯並びに問題が現れる傾向があります。
日常的なくせ
片側噛み
どちらか片方の歯で食べてしまう場合、片側だけの筋肉が発達し、噛み合わせがアンバランスになることがあります。
その結果、歯列が一部内側に入り込むなど不正咬合を引き起こす可能性があります。
また片側噛みを続けていると、顎関節症のリスクが高くなります。
頬杖
頬杖をつくと歯列に力がかかり、その部分の歯列が内側に入り込むことがあります。
特に子供の頃は歯が動きやすいため、頬杖が習慣化しているお子様は注意が必要です。
指しゃぶりや哺乳瓶
指しゃぶりや哺乳瓶の使用は、長く続けてしまうと歯並びに影響が出る可能性があります。
Treatmentエス歯科の歯並びに対する治療
マウスピース矯正
マウスピース矯正とは、透明のプラスチックのシートを歯列の形に作製し、付け替えていくことで歯を動かす矯正方法です。
食事や歯磨きの際に取り外せるため、従来のワイヤー矯正と比べて口腔衛生を保ちやすいことも利点です。
治療内容
デジタル技術を用いて治療のシミュレーションを行い、段階的に歯が動く様子を確認します。
治療計画に基づき患者様専用のマウスピースを作製します。
初めのマウスピースを装着し、以後1週間ごとに新しいマウスピースに交換します。
約1~2ヶ月ごとの定期検診にて進行状況を確認します。
目標の歯並びまで達成後は、歯の位置を安定させるためにリテーナーという保定装置を使用します。
マウスピース矯正がおすすめの方
・人前に立つお仕事をされている方
・矯正がまわりに気づかれたくない方
など
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正(ブラケット矯正)は、歯に固定したブラケットとワイヤーを使って歯並びや噛み合わせを改善する矯正治療法です。
従来からある矯正方法で、表側に装置をつける表側矯正と裏側に装置をつける裏側矯正があります。
ワイヤー矯正の装置は金属色をしているため審美面には劣りますが、近年ではブラケット部分が白いセラミックでできているものなど、審美面に配慮した治療方法もあります。
治療内容
口腔内の検査や歯型の採取などを行い、診断のもと治療計画を立てます。
歯の表面にブラケットを接着し、アーチワイヤーを通します。
予定の歯並びに達成後、歯の位置を安定させるためにリテーナーを使用します。
治療期間が一般的に1.5~3年程度です。
ワイヤー矯正がおすすめの方
・強い捻転歯や重度の叢生などがある方
など
Q&Aよくある質問
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歯並びが悪いと顎関節症になりやすいというのは本当ですか?
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歯並びが悪いと、噛み合わせが正常でないために顎関節に過剰な負担がかかることがあります。
これにより、顎関節の炎症や痛み、開閉障害などの症状が引き起こされる可能性があります。
また、歯並びが悪いと噛む力が偏ったり、歯ぎしりや食いしばりの癖が強まることも顎関節症を引き起こす要因となります。
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ワイヤー矯正は見た目が気になります。
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ワイヤー矯正は見た目が気になる方には、マウスピース矯正という選択肢があります。
透明なシートで作られているため、見た目を気にせず装着できます。
また、ワイヤー矯正の中にも舌側に装置をつける舌側矯正という方法もあります。
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歯並びは何歳頃から気をつければ良いですか?
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子供の頃から不正歯列の特徴が現れることもありますので、気になることがあればすぐ相談するのが良いでしょう。
一般的には、永久歯の交換が始まる7歳前後からが矯正治療の第一期の適齢期となります。
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マウスピース矯正で治療ができるのはどのような歯並びですか?
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マウスピース矯正は、軽度から中等度の歯並びの不正や噛み合わせの問題を治療するのに効果的です。
重度の歯並びの不正や噛み合わせの問題には、ワイヤー矯正がより適している場合があります。
そのため、具体的な治療方法や適応については、歯科医師との相談をおすすめします。
Doctor's messageドクターメッセージ
歯列矯正では、見た目の改善だけでなく、口内環境の向上も期待できます。
歯並びが乱れていると、虫歯や歯周病リスクが高くなり、最終的に全身に影響を及ぼす可能性があります。
当院では、無料相談を設けていますので、歯並びで一度でも悩まれたことがある方はお気軽にお問い合わせください。
「おいしく食べ物をかむ」「会話を楽しむ」「笑う」など、私たちが送る当たり前の生活を不自由なく送れるように、機能面でも審美面でもお力添えをします。
新横浜エス歯科クリニック院長
花澤 昌宏
最適かつ高精度な治療を
みなさまに
エス歯科グループでは、豊富な知識と経験を積んだドクターが
あなたに合った最適かつ高精度な治療を提供いたします。
機能的治療から審美的治療までお口に関するお悩みは何でもご相談ください。
監修者情報
- エス歯科グループ総院長 白井 崇浩 Takahiro Shirai
- 厚生労働省認定歯科医師
厚生労働省認定臨床研修医指導医
ICOI(国際インプラント学会) 指導医
ICOI(国際インプラント学会) 認定医
ICOI(国際インプラント学会)日本エリア支部長
iACD歯科総合研究指導医
iACD歯科総合研究認定医
iACD国際歯科学会日本支部役員日本理事
ノーベルバイオケア公認インストラクター
ノーベルバイオケアインプラントプラチナメンバー
インビザラインブラックダイヤモンドプロバイダー認定医
Jリーグ 横浜FC公認クラブデンティスト
Jリーグ 横浜FC取締役
ベルギー1部リーグシント=トロイデンVVオフィシャルクラブデンティスト
臨床歯科麻酔管理指導医
日本顎顔面美容医療協会認定医
スポーツ歯学協議会スポーツマウスガード認定医
京セラインプラント臨床マイスター
新潟大学医歯学総合病院歯科臨床研修管理委員会研修実施責任者・指導歯科医
新潟大学医歯学総合病院歯科臨床研修管理委員会指導歯科医
一般社団法人日本口腔ケア学会 評議員
ニューヨーク大学Continuing Dental Japan Program指導医
資格 Qualification
ドクターコメント Doctor comment
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新横浜エス歯科クリニック
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